かぐつちのかみ 火之夜藝速男神(ひのやぎはやおのかみ)、火之R毘古神(ひのかかびこのかみ)とも。 神産みの時、伊邪那岐神と伊邪那美神の間に生まれた火の神。 生まれるときに、母である伊邪那美神にやけどを負わせ、結果亡くなってしまったので、 父である伊邪那岐神に天之尾羽張で切り殺され、 その亡骸からは正鹿山津見神、淤縢山津見神、奥山津見神、闇山津見神、 志藝山津見神、羽山津見神、原山津見神、戸山津見神が生まれた。 参考 「古事記」倉野憲司:校注 岩波文庫