天照大神
あまてらすおおみかみ
黄泉国から戻った伊邪那岐が禊を行った時、左目を洗った時に生まれた神。
伊邪那岐に命じられ高天原を治めることとなる。
海原を治めずに父から追い出された弟須佐之男命を、最初は攻めてきたものかと疑うが、
誓約をして彼が高天原を攻める気が無いと確かめると迎え入れた。
しかし、須佐之男命が乱暴をはじめた。
最初は弟をかばっていたが、耐えきれなくなった彼女は天岩戸に閉じこもってしまう。
天岩戸に閉じこもってしまったことにより、世界から光が消えてしまったが、思金神たちの行動により、彼女は天岩戸から出て世界に光が戻った。
→さゝのくま
参考
「古事記」倉野憲司:校注 岩波文庫