ゼウス

Zeus
クロノスレイアの息子。
ヘスティア・デメテルヘラハデスポセイドンたちの弟。
母の助けにより、兄弟たちのように飲み込まれなかったゼウスはクレタ島に隠れ住み、
成長しメティスの助けを借り、兄弟たちを助け出し、ティタン神族を打ち新しい神々の王となった。
最初の妻はメティスだったが、予言を受けて彼女を飲み込んだため、その間の子アテナはゼウスの頭を割って生まれた。
次に妻となったのがテミスであり、その間にホーラたちとモイラたちをもうける。
最後に妻となり、以降妃となるのがヘラである。
彼女との間にはアレス、ヘベ、エイレイテュアを設ける。
他にも多くの神々、英雄たちの父である。
ティタノマキアの際にキュクロプスから授かった雷光を持つ。

ゼウスの子供たち

参考
ヘシオドス「神統記」廣川洋一:訳 岩波文庫
アポロドーロス「ギリシア神話」高津春繁:訳 岩波文庫