サラマンダー

Salamander
サラマンドラとも。
古代から信仰の対象とされているトカゲの姿をした火の精霊。
パラケルススの四大元素の精霊の一つでもある。
噛む魔神、刺す魔神、家の精などとも考えられている。
プリニウスの「博物誌」にも記述があり、そこでは体は氷のように冷たく猛毒を持つとある。

参考
井村君江「妖精学入門」講談社現代新書
ハイリンヒ・ハイネ「流刑の神々・精霊物語」小沢俊夫訳 岩波文庫
澁澤龍彦「私のプリニウス」河出文庫