ドゥナ・エイ(夜の男)

Dooinney-Oie"Night-Man"
デュンニャ・オイとも
クロンク・エ・トナの丘の中腹の人目に付かない洞窟で一人で住んでいる、嵐を来るのを予告してくれる親切な妖精。
しかし、自分の住みかに近づく者に対しては、警告として手首や足首をくじかせる。
呼び声だけのこともあれば、霞のような人影になって口をきいたり、
角笛を吹いて知らせてくれることもある。

参考
キャサリン・ブリックス「妖精Who's Who」井村君江:訳 ちくま文庫
井村君江「妖精学入門」講談社現代新書