ノッカー

Knocker
コーンウォールの錫鉱山で働いている小さな妖精たちのこと。
鉱夫たちに鉱脈のありかを叩いて教えるために、その名が付いた。
ふつう彼らの者音が聞こえるだけだが、時おり、その姿を見ることや話したりすることがあり、
鉱山で彼らに会うのは、そこに良質の鉱物があるので運の良いことだとされた。

参考
キャサリン・ブリックス「妖精Who's Who」井村君江:訳 ちくま文庫
井村君江「妖精学入門」講談社現代新書